こんにちは。
数秘33の笹子です。
数秘33といえば必ず出てくるキーワード
「変わりもの」「大変人」「宇宙人」
皆さんはこのワードに納得していますか?
言われて嬉しいですか?
現在アラフィフの私が初めて「変わってる」と言われたのは16歳の時。
今でもあの時になぜ「変わってる」と言われたのかが、わかりません。
そして、その時なんだかもやもやしたのをハッキリ覚えています。
きょうはそんな数秘33の「変わりもの」「大変人」「宇宙人」問題について綴っていこうと思います。
誰か教えて。変わってるっていうけど、どこが?
私は至って常識人だと自分では思っています。
でも、以前の職場でこんなことがありました。
防寒着として着ていた薄手のジャンパーを私は裏返しで着ていたのです。
そのことに全く気が付かない私。(この時点で変人と言われそうですが・・・)
それに気づいた職場の同僚が
「あの・・・裏返しで着ているのは何か意味があるんですよね?」
と言ってくるではないですか。
私は慌てて「うそ?!恥ずかしい!ずっとこれで働いてたの?!私・・・」
と言ったのですが、返ってきた言葉が
「笹子さんなら、何か意味があってわざと裏返しで着てるのかと思いました」と。
しかも真顔で。
普通、そんな風に思われますか?
私はこの時、ちょっと動揺しました。
職場ではしっかり者の数秘6キャラで存在しているはず・・・。
ボロを出した覚えがない・・・。
やはり、素の数秘33ぽい所が知らずに出てしまっているのではないか・・・と不安になったのでした。
しっかり者キャラを演じていると思っているのは自分だけで
職場のみんなは、私のことを「変わり者」と思っているのだろうか・・・
だとしたら、どんな場面でそう思われたのか・・・
皆目わからない
そこが一番の怖いところなのです。
よく、数秘33は「変わっているね」と言われると喜ぶ
という記述を読むのですが、私は不安になります。
「変わってる」は誉め言葉なの?
先日、よく読んでいる著名人のブログを見ていてこんな記述がありました。
ちなみにこの方は数秘33ではありません。
~言われて嬉しいのは、「変わってますね」という言葉。
そして「変人」と言われた時はもっと嬉しい~
そうか。この言葉を誉め言葉として受け取る人もいるんだと思いました。
この方自身は、人と同じが嫌で考え方や在り方を「変わっている」といわれると喜びを感じるんだそうです。
そして嬉しいと思ったのには根拠があり、要約するとこうなります。
~世の中に何かを残す人は普通の人でないことがほとんど。
だから、変わっているというのは大切な要素~
なるほどな、そんな風にポジティブに捉えることもできるのかと思いました。
数秘33の私は小さなころから薄々「なんか周りとズレてる」という感覚に気付いていました。
一番古い記憶でも4~5歳くらいの時。
女の子らしい遊びに全く興味がなく、おもちゃのピストルを片手に野山を駆け回っていました。
女の子同士でいると違和感があるし、男の子の中にいても「なんか自分だけ違う」と思っていました。
小中高と学年が上がっても、成人しても
「周りといつもなんとなく違っていて、なんかほんのりと辛い」
と思う体験が多かったので、無意識に数秘6を発動させながら周りに合わせる事を選択して生きていました。
変わっているというのは、誉め言葉でもあると分かった一方で
変わっている部分がどこなのか自分自身が良くわからない。
セルフイメージが自分と他者とでギャップが大きいと感じます。
具体的に変わってる部分は何なのか
数秘33の提唱者であるはづき虹映さんの著書「ゼロからマスターする数秘術」(河出書房新社)を参考にすると数秘33(運命数33)について変人といわれる理由は大きく分けて2つあると思いました。
理由1 「常識が通用しない」
理由2 「独自の世界観がある」
これは、確かに大きくうなずける点です。
「常識が通用しない」について
常識が通用しないというよりは
常識は分かっているけれど、常識通り生きることができない
のだと思います。
例えば職業選択の際に常識という物差しを使えません。
・堅い仕事に就けば将来安泰だとわかっているけど、その仕事に1ミリも興味が湧かない。
・資格を取得しても、その資格を活かした就職を選ばない。(資格の勉強は楽しい。)
・転職の際に、今までやってきた仕事を活かさずにまったく別ジャンルの仕事に就いてしまう。
・選んだ仕事を人からどう思われるか気にならない。
要は、自分が興味のある仕事にしか就けない気がします。
「独自の世界観」について
これも、すごく分かります。
自分にしかわからない「好きな感覚、好きな空気感」というのがあります。
これらは自分にしかわからないので、人に自分のお気に入りの作家やミュージシャンをお勧めするときには具体性がなくて、難しさを感じます。
例えば、好きな作家は「すごい伏線回収をするミステリー作家」とかではなく、「文中に滲み出る空気感や人間同士の距離感の表現の仕方が好き」という曖昧なもの。
音楽も歌詞に勇気を貰ったとか、共感して泣けるとかではなく圧倒的にメロディが琴線に触れるものを好きになります。なんなら歌詞の意味がわからなくてもメロディさえ良ければOKです。
また、何かトラブルや人との出会いに対しても、偶然起きることはないと信じています。
すべてに意味があり、出会う人にも意味がある。
すべての事象は必然で、巧妙に人生に組み込まれているように感じます。
だから、何かあった時の反応の仕方が特殊なのかもしれません。
大げさに感情的に反応することは滅多になくて、自分にとってその事象の意味が何なのかを冷静にに考え、答えを探します。
宇宙人って何?
改めて「宇宙人」というワードを辞書で調べてみました。
もちろん、最初に出てくる説明は「①地球以外の天体に生息するとされる知的生命体」という表記。
しかし次に、目を見張る文言が・・・
②(比喩的に)常識に外れていて意思疎通のできない人を揶揄していう語。
旺文社 国語辞典より
ちょっぴりショックでした。
私はこういうタイプと思われているのだろうか・・・と。
「意思疎通のできない人」という言葉が刺さりました。
私は
「周りのみんなとなんか違う」
という違和感を感じつつ、それを何とか隠して生存しているので、その努力を怠った場合にどうなるのかという漠然とした不安がずっとありました。
その漠然とした不安の正体は、まわりから「常識に外れていて意思疎通のできない人」と思われて、人が自分から遠ざかっていくことの恐怖だったのかもしれません。
宇宙人と思われることに嬉しいと思う数秘33もいらっしゃると思いますが、私はまだその境地にいないですし、宇宙人と言われる状況も一体どんなものなのかよくわからないのが本音です。
まとめ
数秘33といえば必ず出るワード、「変わりもの」「大変人」「宇宙人」。
このキーワードを人に言われたときに、なんだかもやもやしてしまうことについて綴ってみました。
幼少期から人と感覚がズレてることを薄々気づいていました。
それなりに辛い経験もしてきたことから、人とは違う部分を隠して生きてきたという思いがあります。
だから、「変わってるね」と言われると
意図せず隠していた何かが出てしまっている?
それは何?
という感覚になり不安になるのです。
しかし、この世を変えてきた偉人たちは、変わってる人がほとんどという事実。
変わってる=「常識にとらわれない、独自の世界観を持つ人」
とポジティブに受け取って、今自分が持ち合わせている感性をもっと大事にして生きて行っていいんだと思いました。
数秘33を生かすには期限があるといわれています。
変わっていると言われることは誉め言葉だと信じて、風の時代を生き抜いていこうと思います。