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実録㉘~チームワークで自分を見失う数秘33~

義実家との旅行 《実録》これが数秘33の生き方だ

数秘33として、半世紀近く生きている笹子です。

私が身震いするほど苦手なことは

「みんなで何かを一緒にやる」

ということ。

・共通の目標に向かって、力を合わせてみんなで何かをやり遂げる

・みんなで協力して最高のゴールをめざしてがんばる

こんな事が、苦手です。

確かにそこで生まれる仲間との連帯感や達成感は、一人で成し遂げるよりも何倍ものやりがいや幸福感に包まれるであろうことは想像できます。

しかし、数秘33の私にとっては

それはとっても、とっても辛いこと。

チームワークとか、集団行動とか人間が多くなればなるほど、自分を見失い、その場にいるのがしんどく感じてきたことについて、今回は綴っていきたいと思います。

変わり者を封印し、周りに合わせ疲れる

人が多くなると、本来の自分を封印し妥協ばかりしてしまいます。

チームワークに必要なものはズバリ協調性とコミュ力。

では、数秘33の私は協調性やコミュ力がないからチームワークが苦手なのか?

いえいえ、そんな単純な話ではありません。

むしろ、どちらも傍から見たら充分あるように見えるでしょう。

自動的に数秘33が併せ持つ数秘6の「協調性」を駆使するので、傍からみたら立派にやっているように見えます(多分)。

しかし、本人はあらゆる気持ちを押し殺して周りの空気を感じ取り、結構無理してやっています。

こういう場では素の数秘33を全開できない、してはいけないと感じている自分がいるので、数秘6を演じていないと

「周りからは受け入れられない」

と思っています。

そんな状態は、最大級の疲労です。

コミュ力に関しても、自分が今まで「コミュ障」と感じたことはないのです。

でも素のままでは、集団の中では浮いてしまったり、孤立してしまうような確信があり、無難なコミュニケーションを目指して、目立たないよう本当の自分を隠してしまうのです。

独特の自分のペースがある

自分のペースでやりたい。

そのペースは人のペースと違う。

たとえば、何か一連の流れがある場合、1→2→3と進めるか、3→2→1と進めるかを自分で決めたいのです。

頭の中で瞬時に、自分にとってこれが最適と思える流れや順序がわかるので、周りのペースに合わせると、とてもしんどくなります。

しかし

「1→2→3ではなく、3→2→1の順番にしましょうよ!」

と意見は押し出しません。

それは、「3→2→1」のやり方は、あくまで自分にとっての良い順番だとわかっているので。

そして、それがかなり少数派だということも・・・。

結果、周りの良しとするやり方に合わせます。

結局、本心とは違うペースで進めることになります。

本当は自分のやり方で自分のペースで一人でやりたいけれど・・・。

こんな風に、チームワークはとことん向いていません。

とっても無力感を感じたこと

まだ子供が小さいころの話です。

市が主催した企画で、ママたちに「公園マップ」を作ってもらうという会に参加しました。

15人前後のママたちが集い、意見を出し合い、子育てに役立つ市の公園マップを作成していくのですが、こういう場ではリーダー格のママが自然に生まれます。

そして、それに従うその他のママたち、という構図。

私はもちろん、リーダー格ではなく、その他のママたちなのですが。

この構図ができた時点で、もうリーダーのやりたい流れでやり、自分はそれにただ従って行くのだろうと確信しました。

波風立てたくない。

指示された公園の遊具のチェックや写真撮影をしながら、この一連の流れにまったくの楽しさを感じていない自分がいました。

より良いマップを作ることよりも、流れに乗ってリーダーの思い通りになるように動けば、全てうまくいくんだろうね・・・そんな感覚です。

時間がかかっても、これを全部ひとりで作れたら・・・。

そう考えるとワクワクするし、あんなこともこんなこともエピソードとして載せたいな・・・といろいろアイデアが浮かぶのですが、時間がかかりすぎたり、字数が多くなったりしてしまうので、普通のチームワークの感覚ではおそらく全部、却下でしょう。

完成したマップは、行けば誰でもわかる情報を羅列しただけの、なんとも普通な公園マップに仕上がりました。

やっぱり、チームワークでは自分を押し殺してしまう。妥協してしまう。

そう感じた出来事でした。

このままチームワーク苦手でもいいのか?

50年近く生きてきて、チームワークが苦手な自分を熟知しているため、うまく回避し、最近はその点では困ることなく生きています。

何か習うときは、一人のペースでやれるものを選択しますし、現在やっている仕事も「完全一人仕事」です。

チームワークが得意なほうが、もっと人間関係の幅が広がるでしょうし、もっと稼げる仕事に付けたかもしれません。

よくドラマを見てると「プロジェクトチーム」というワードがでてきますが、自分はそんなものに入れられたら自分を押し殺してしまうだろう、苦しいだろうと想像します。

でも、生まれ持った性質なのでしょうがありません。

将来的に困ることがあるとしたら、一人で生きていけなくなって施設などに入ることになったとき。

集団生活は自分にとっては地獄かもしれません。

生涯、自宅で一人で生きていくことが私にとって最適の生き方だろうと思います。

チームの中で数秘33らしく生きることが使命

本来ならば数秘33は、人とは異なった視点で物事をとらえられる点や、独特な感性で他の人が浮かばないようなアイデアを発想できます。

それを、集団の中でも躊躇せず発揮できるようになれば、数秘33としてこの世で生きていく使命を果たしていることになるんだと思います。

実際、世界で活躍している数秘33の人たちは、これができている人なんだろうと思います。

そう考えると、自分自身が集団やチームの中で心を開放し、ありのままの自分でいても大丈夫なんだという安心感を獲得できるようになること、慣れていくことが最初のステップなのではないかと思います。

つい、変人だと思われること、浮いてしまうことの恐怖が勝って普通を演じることが日常になっていますが、人生も後半戦。

そろそろ変わる(自分を発揮していく)ことが必要かもしれないと思い始めています。

まとめ

チームワークでは自分を見失い、実力を発揮できない数秘33について綴ってみました。

自動的に数秘6を発動し、周りと調和してうまくやらなければ!という思いが優先順位1位になってしまい、本来の自分自身を見失う。

チームワークはそんな気持ちになるので、大の苦手な数秘33の私です。

ホントは自分で何もかも一人でやりたい。

しかし、集団の中で数秘33らしく生きられたら最強かもしれません。

チームの中で「数秘33的感覚で関わっていく」というのが、理想であり使命なのかもしれません。

変わり者の自分を隠して、周りとの調和を図ることに疲れ、一人が大好きな現在の自分。

しかし、本当の自分を少しずつ公開していく。それに慣れていく。その場に数秘33の風を入れていく。

そちらのゾーンにそろそろ入っていく時期かなと思い始めている今日この頃です。

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