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実録⑲人に迷惑をかけてはいけないと信じる数秘33

義実家との旅行 《実録》これが数秘33の生き方だ

数秘33の笹子です。

私は人に迷惑をかける、ということに対して物凄く恐怖を感じて生きています。

人に何かを頼む

人の時間を奪う

人の労力を奪う

これらのことが発生したとき、些細なことでも「迷惑をかけている」と心苦しく思ってしまいます。

なかなか「お互いさま」という気楽な気持ちでは向き合えない。

そんな私の日常を考えてみようと思います。

車の運転中に感じる不安

例えば車の運転中、流れを止めて道に合流するのが苦手です。

ウィンカーを出してわざわざ入れてもらう、ということがとても申し訳なく思ってしまいます。

がんがん入っていくドライバーも普通にいますが、自分はこれが苦手です。

だから遠回りしてもちゃんと信号がある道を選んで目的の道に入ります。

入れてくれない人にも傷つきますし、善意ある人に対しても申し訳なく思います。

自分の為に運転の速度を落として入れてくれる・・・申し訳ない、すみません・・・と。

人にものを頼むのが苦手

人に何かお願いするくらいなら、時間がかかっても全部自分でやったほうが断然気楽だと感じます。

断られるのが怖いのもありますが

親切な行為を受けると、最初はありがたいという気持ちでテンションが上がるのですが

次第にそれを上回る「困惑感」が生まれます。

貴重な時間を割いて頂いた・・・

お礼をしたほうが良いのか・・・

今後は同様の行為をして貰わなくてもよいよう、全力で注意しないと・・・

感謝したあとに訪れるこの困惑がけっこう苦痛なのです。

他にも、予約していないときに歯が痛み出したりした場合、事情を説明して診てもらうなども、私にとってはかなりハードルが高いです。

子供の素直な行動に気づくこと

人に対して「迷惑をかけてはいけない」と慎重に生きていますが

よく考えると、本来迷惑と定義されないことまで「迷惑なのではないか」と過剰に思っていることに気づくことがあります。

昔、こどもが小さいときにハッとしたことがありました。

ごはん中に「おかわりはいる?」と聞いたときに満面の笑みで「ありがとう」と空のお茶碗を差し出されたとき。

私なら「自分でよそうからいいよ」と100%言ってしまう。

この時、満面の笑みで「ありがとう」と感謝され、私もとても嬉しかったのを思い出します。

また、別の時の話。

子供が小学生の時、宿題でてんやわんやだったので「何か手伝おうか?」と声をかけたら、考えた末に「じゃあ、ここ押さえてて」と、書き取り中の教科書がパタンと閉じないように押さえててとお願いされたのです。

この時もハッとしました。

私ならまっ先に「申し訳ないからいい」という発想に秒でなります。

「何かしてくれるのならなんでも頼もう」という精神で生きていっても良いんだと・・・。

素直に手伝わせてくれて全く悪い気はしませんでしたし、むしろ嬉しかったです。

人の善意や助けを受ける事に対して、なぞの居心地の悪さがある

数秘33は無償の愛を人に与えられる人。それに対して相手に見返りを求めることもありません。

結局、「与える側」になることが多い人生なので、逆に人から与えられる、奉仕されることに慣れていないため、役割の違いに戸惑いや居心地の悪さを感じてしまうのではと思います。

そして数秘33は人の役に立っていると実感したい人です。

いつでも「与える側」にいたくて、自分が「与えられる側」になることに無意識に罪悪感を感じるのかもしれません。

「こっち側の役割じゃない」と・・・。

そのことが極端に、人に頼ること、時間を奪うこと、労力を奪うことすべてが「迷惑をかける」と変換され、居心地の悪い感じになるのではないでしょうか。

まとめ

昔から、人に迷惑をかけることに対し極端に恐怖を感じます。

頼るのも苦手ですし、時間や労力を人に使わせる事象が発生すると「迷惑をかけている」と感じます。

しかし、自分自身は数秘33の特性があるので

人に見返りを求めず無償の愛を与えたいし、人の役に立ちたいと思っています。

結局、逆の立場になると「奉仕されること」「与えられること」に慣れていないこともあって

ものすごく居心地の悪さを感じたり、罪悪感を感じるのではないかと思います。

あくまで与える側の役割をするのは自分だと信じているからだと思います。

数秘33でなくたって、人は人の役に立ちたいし、そのことに喜びを感じるんですよね。

このことをきちんと理解して、なんでもかんでも人に迷惑をかけているという発想を変えることが、日常生活をもっと楽に生きていけるコツかなと気づきました。

人に奉仕する事は数秘33さんだけの特権じゃないんだ、と。

そして数秘33さんが心から感謝して相手の善意を受け取ることも、結果的に人の役に立っているんだ、ということも。

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