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実録⑯~無駄に我慢強い数秘33~

《実録》これが数秘33の生き方だ

数秘33の笹子です。

これまで50年近く生きてきて、振り返ると

「もしかして自分は無駄に我慢強くて、損しているのでは・・・」

と感じることが多々あったように思います。

皆が逃げ出すような状況でもそこに何年も居続けてしまい、逃げ出すのは最後の最後になることも多々ありました。

なぜ我慢してしまうのか?

損ばかりしていないか?

我慢することでメリットがあるのか?

などを数秘33の私の実例を挙げて考えていこうと思います。

昔の勤務先での経験

ちょうど33歳を迎えるころ、8年近くの専業主婦期間を終え久々の仕事を始めました。

面接を受け家に着くと即、「採用です」の電話がありました。

しかし内心は

「あの会社では働きたくない・・・」

という気持ちでいっぱい。

なぜなら求人の内容に偽りがあり、面接時にだいぶ違う内容の仕事を提示されたからです。

しかし、久々の仕事。小さい子もいるのに採用してくれた。

「こちらが仕事を選べる立場ではない」

と思い、そこで働くことにしてしまいます。

内容は営業です。

飛び込み営業ではないものの

車で毎日同じ会社をまわってお客さんに会う。

それを一日に何十社。

実際に仕事をしてみて、初日ですぐ

「向いてない、辞めたい」

と思いました。

毎日同じところに顔を出すなんて

「あの人また来たよ」

「そんなしょっちゅう注文はないから」

「なんかかわいそう」

こんな風に思われていそうで、行きたくない!

でも顔つなぎで毎日営業先に顔を出すのが仕事と命令されている・・・。

しかし、辛い辞めたいといいながら結果的に7年も居たのです。

私の後輩としてその後、10人以上は入社しましたが全員1年以内で辞めていきました。

なぜ自分は7年も居たのか。

結論から言うと「我慢してただただ、7年居た」という状況です。

常に心はこの会社にいてもしょうがないと思っているし、全く満足もしていないのに・・・。

なぜ辞めなかったのか?

考えてみると正当な辞める理由がないと堂々と「辞めます」と言えない弱さからだったからだと思います。

例えば

「引っ越すことになって・・・」とか

「親の介護で・・・」など会社に納得してもらえる理由。

「もう精神的に無理だから辞めます」は

自分にも会社にも負けだと思っていたのかもしれません。

あとは言い出すタイミングや言った後の他の社員の反応、すべてが怖かったのです。

結局、「今、通勤に使っている車を、夫が仕事で使う事になったので・・・」

という必死の嘘で辞めました。(田舎なので車がないと通勤できない)

今思うと、さっさと転職して新たなスキルを身につけたほうが良かったと思います。

ここでの経験が役立っているとすれば、自分は本当に営業が向いていないと分かったことくらいです。

習い事での経験

大人になってから、6年近くやっていた習い事がありました。

かなり熱中し上達していたころ先生が変わりました。

数秘9の先生

教室の中はその先生の感情的で厳しい雰囲気で寒々しいものになり、沢山の生徒が辞めていきました。

私も

「お金払ってこんな思いするの馬鹿げてる。辞めたい」

と思っていながらずるずると辞められず

残る生徒はとうとう二人になってしまいました。

もう一人の生徒は休みがちだったので、実質先生と私がマンツーマンになることも多々あり・・・。

結果的にこの習い事はフェードアウトすることになりました。

結局、辞めたいと感じてから1年半はずるずると続けていました。

本当に無駄な時間・・・。

なぜ私は皆のようにすぐ辞めなかったのか。

その先生の厳しさ=上達への道と必死に思い込もうとする自分。
その先生に対しての罪悪感。
ここで辞めたら自分の負け。

などの思考でグルグルと時間を費やし、ここで食らいつくことが正しいのではと思ってしまったのです。

結果的に一番大事な

「この趣味が大好き」

という気持ちは薄れ、今は完全に趣味自体を辞めてしまいました。

今思えばさっさと辞めて別の先生に習えば良いことでした。

なぜ、みんなこんな風に「無理!!」と感じたら即辞めて、気持ちを切り替えて別の場に移れるのか・・・

自分はなんでこんなに無駄に我慢して頑張ってしまうのか・・・・

「我慢で得られることはない」とわかった

やはり我慢で得られることは無いのだと今はつくづく感じます。

時間の無駄でした。

数秘33は頭の中が多動で複雑。

普通の人 
嫌だ!辞めたい!→辞める→すっきり

数秘33の私
嫌だ!辞めたい!→たくさんの考えが交差しまくる→そうこうしているうちに年単位の時間がたつ→辞める→すっきり

このたくさんの考えが交差しまくる「葛藤タイム」の部分で

「相手を傷つけたくないという思い」
「自分の弱さから逃げるのではという自問」
「お金、損したくない」
「頑張った先にあるなにか良いことへの期待」
「罪悪感」

などがぐるぐると、泉のようにとめどなく出てきてしまうのです。

そうこうしているうちに数年経ってしまいます。

今考えても、さっさと辞めるべきでした。

今我慢してやっていること

これは毎日の夕食作り。

フルタイムで働いて、帰るともう一つの仕事「食事作り」が待っている。

私にとってはかなりしんどい状況です。

毎日の「夕食作り」を辞めると自分にとっては良いことしかないのは分かっています。

時間的余裕、心の安定、体力の温存・・・。

しかし、かかるお金、子供への影響(母としてどうなのか)、主婦失格なのでは・・・

などで葛藤し、今も我慢の道まっしぐらの状況です。

心の奥底では「その心配、全部幻想だよ!」

ってわかっているのですが・・・。

まとめ

数秘33は無駄に我慢強いということについて考えてみました。

つらい状況下でその物事を「辞めたい」と思ってから実際に辞めるまでにかかる時間が普通の人の何倍もかかると思っています。

辞めるまでにかかる「葛藤タイム」が複雑に絡み合いすぎて気づけば年単位で時間が経っています。

我慢することによって得る良いことは無いと悟りましたので、今後はもっと心が喜ぶことに時間を割くべきだとこの記事を書いていて痛感しました。

すべての心配は杞憂。

そのことを信じることが、脳が多動でついつい物事を深刻に考えすぎてしまう数秘33さんには大事なのだと思います。

これを読んいる数秘33さんが同じような状況であれば、罪悪感を持つことなく辞めてよいのだ!嫌なことから卒業しよう!と思ってもらえたら幸いです。

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