こんにちは。
数秘33の笹子です。
人間誰しも表と裏があります。
私自身も内と外とでは見せる顔が違います。
リラックスした場所ではみんな、ありのままの自分を出せるからその違いはあって当然。
しかし、そういう次元ではなく
顔ではにこにこ笑っているのに、心では悪態をついているタイプ
に時々出会うことがあります。
このタイプの人はある意味大人なのかもしれません。
自分でしっかり態度を使い分けられるのだから。
しかし、数秘33の私はそんな
外に出す表情や言葉と腹の中を使い分けられるような器用さを持ち合わせていません。
そしてそんな人を見ると、人間不信に似た恐怖心に襲われます。
そんな気持ちについて今日は綴っていきます。
嫌いな人に本心を隠して普通に振舞えない
例えば、友人から
「ほんとはあの人のこと、大嫌いなんだよね~」
みたいな告白を聞いて驚くことはありませんか?
なぜなら、あんなに大嫌いと私には言っていたのに
当人は嫌いであるその人と楽しそうにおしゃべりしている姿を見ているから・・・
そんな経験、私はよくあります。
そこで思うのは
なんで本心を隠して普通に楽しそうに振舞えるの???
ということ。
私だったら、接点を持たないように極力距離を取ります。
接点を持たざるを得ない場合はかなり気合を入れて接します。
自分を保つために・・・
ある意味、世間の皆さんは
人間いいところもあれば、悪いところもあって当然だよね♪
と器が大きいのか、それともその場が気まずくならない術として、態度を変えられるのでしょう。
私の場合は感情を隠すことが苦手ですし、人の嫌な部分を見てしまうとそれが暴かれたその人の本質だと感じ、すべてを受け付けなくなってしまいます・・・。
本音と建て前の使い分けが困難
昔々のことですが、占い師に
「みんな本音と建前で生きているけど、あなたはそれができないタイプ」
「言葉を額面通りに受け取らないで。その裏も読み取るようにしてみて」
とアドバイスされたことがありました。
そうなんです。
本音と建前が苦手なんです。
それぞれの意味を簡単に表すと
本音・・・本心からいう言葉
建前・・・表向きの言葉
本音と建前とは人間関係を円滑にする潤滑油のようなもので、相手を思いやって使う場合もあるでしょう。
宇宙人といわれる数秘33はこういった現実的な人間界のルールがとっても苦手です。
ではこのスキル、頑張って身につけていったほうが良いのでしょうか?
しかし数秘33のみなさん、
それ、できますか?
心が痛みませんか?
心がざわつきませんか??
嘘を嫌う「なぞの正義感」が邪魔をする
宇宙人だからこういう人間界のルールが苦手という面もありますが、もう一点ひっかかるのは正義感かもしれません。
この本音と建て前スキルを使いこなせる人には、恐らく罪悪感がありません。
自分の中できちんと本音と建前の線引きをしているから。
一方で数秘33の私はそこに、「嘘」をついているという罪悪感を持ってしまいます。
相手に対し、心にも無いことを発言する「嘘」
自分の気持ちすら裏切ってついている「嘘」
たかが本音と建前というスキルに対し、嘘はつきたくないというなぞの正義感が沸いてしまうのです。
本音と建て前しない人って信頼できる
でも、周りを観察していて思います。
本音と建て前スキルがない人って私は信頼できるんです。
数秘11の人たちも、このスキルを苦手としているような気がするのですが
彼、彼女らは確実に周りから信頼されています。
言葉が少ないせいもあり、この人たちは本音と建て前ルールを使いません。
数秘33と違うのは、そこにおかしな怒りや正義感が伴っていないこと。
嫌いな相手に対し避けることも遠ざけることもしない代わりに、心にもない言葉で迎合することもしない。
あ、このスタンスでいいんだ・・・
数秘11さんたちを見て、そう感じました。
避けるのではなく、ありのままを淡々と受け入れる。
自分の気持ちに蓋をするような態度も発言もしなくていい。
ただ淡々と相手と向き合う・・・・
数秘33さんは本音と建て前スキルを頑張って身に着けるのではなく、柳のような数秘11さんをお手本にするのがいいかもしれません。
まとめ
私は昔から女子同士のおしゃべりや、ビジネスシーンで相手に対して不快な感情があってもにこにこおしゃべりしたり、思ってもないことを言って喜ばせたりすることが苦手です。
本音と建て前は本来、人間関係を円滑にするもので、相手を思いやったりその場の雰囲気を柔らかくしたりするものなのですが、数秘33の私はそういった人間界特有のルールが苦手なのです。
そんな「本音と建て前」スキルがなかなか身につけられない原因は、そこに潜む嘘に対して謎の正義感が沸いてしまうからだとわかりました。
そんななか数秘11さんたちが「本音と建て前」スキル無しでも周りから信頼されている様子を見て、数秘33さんが参考にするのはこういった姿勢なのかなと思いました。
相手に対し淡々と向き合う
相手にも自分にも嘘をつかない、柳のような人間関係スキルを私も身につけたいと感じる今日この頃です。