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実録㊻~心の奥に怒りを持っている数秘33~

《実録》これが数秘33の生き方だ

こんにちは。
数秘33の笹子です。

いつもは穏やかな私ですが、自分の中に常に怒りの感情を持っていることを自覚しています。

幼いころは感情のコントロールが下手で、気性が激しい子供でした。

そして、大人になった今も時々、怒りが爆発してしまうことがあります。

今回はそんな気持ちを綴っていこうと思います。

家族の前だけに見せる怒りの爆発

普段はとても穏やかで、人前では喜怒哀楽をあまり表に出さないでいる分、家族の前では怒りが爆発してしまうことがあります。

この怒りの爆発を見せられるのは家族だけ。

見せても大丈夫という安心感からそうなってしまうのですが、子供からは

「怒った時のお母さんは、別人格」

だと言われます。

数秘33について一般的によく言われるイメージは、細かいことは気にしない、おおらかな人。

私は全然そんなことないですし、結構根に持つほうなので、一般的に言われるような数秘33のふんわりイメージは、自分にはしっくりこないのです。

思えば数秘33である実の父も、かなり気性が荒く、小さなころの印象は近寄りがたく恐い存在でした。

子供のころは父が従業員を怒鳴る声でいつもびくびくしていましたし、家の中でもその日によってご機嫌が違うのでピリピリモードの時は、近寄れないほどでした。


そこを受け継いだのか、私も怒りの炎がひとたびついてしまうと「ドッカーン」と爆発してしまうのです。

どんな時に爆発するのか。

私の怒りが爆発するのは、日々溜め込んでいる自分の感情が溢れたとき。

爆発するまでに、ネガティブな思いの積み重ねがあるのです。

日々の暮らしの中では、家族が気づかない労力や時間をを使って生活しているので、その「自分ばかりがんばっている」とか「自分さえ我慢すれば」という思いが少しずつ積み重なっていきます。

数秘33の特徴でしょうか。

自己犠牲的で日々の小さな不満を小出しすることが苦手なので、コップの中に少しずつ、少しずつたまったネガティブな感情が、ほんのささいな出来事で溢れ出たときに、怒りがドッカーンと爆発するのです。

家族からしてみると、突然ささいなことで爆発する人に映っていると思います。

しかし、私の中ではゆっくり、ゆっくりとコップに溜まっていた水がコップ一杯になって、最後の一滴でコップから溢れ出たような状況です。

家族優先で怒りや不満を溜め込んでいる弊害だと思います。

社会に対して漠然とした怒りがいつもある

この地球では、生きていて「理不尽」「不公平」と思うことがたくさんあります。

そういったことに対して、数秘33の私は密かに怒りを抱えて暮らしています。

お金や仕事の不平等への怒り

例えば若い頃は、公務員という職種に対しての複雑な思いがありました。

自営業の父を見て育ったせいもあり、同じ日本に生まれてこんなに安定した働き方があるんだという驚きと待遇の差に不平等感を覚え、怒りを持っていました。(今は違います)

職業選択の際に肉親に公務員がいる人は、公務員という選択肢が候補に挙がる確率が圧倒的に高くなる思います。

働く実態が掴めたり、情報量が多いので。

一般企業とは違い経営不振や倒産のリスクのない、公務員という安定感ある職業の情報が圧倒的に平等に行き渡っていないという不満がありました。

当時は公務員という職種への知識も浅かったので、「公務員ばかりいい思いして!」という具合に怒りを持っていました。(念を押して、今は違います)

社会人になると、いつもさぼっている人のほうが自分よりも給与が高かったり、待遇が良かったりする事が多く、世の中の理不尽さを思い知り、涙が出ました。

一昔前に流行した自己啓発の「存在給」を地で行くような人に対して、自分は正反対の「歩合給」のマインド。

そんな風にしか生きられない自分と要領よく生きられる人の差にも怒りがありました。

また、実家の敷地に土地代0円で家を建てる友人を見ると、本人の努力とは無関係に「生まれながらにして恵まれている人がいる」ことに理不尽さを感じました。

私自身が金銭的なブロックが強いので、こんなふうにお金がらみの不平等に怒りを覚えることが多いです。

男女の役割への怒り

また、男性と女性の暗黙の役割分担の違いにも、もやもやとした怒りがあります。

例えば偉業を成し遂げた学者や有名人などが

「仕事、仕事で家のことも子供のことも全て妻任せでした。

だけど妻は愚痴ひとつ言わずやってくれて、仕事に集中させてくれた。

そんな妻に感謝です」

というような発言を聞くとこんな気持ちになります。

妻にも妻自身の人生があるんだよ・・・

やりたかったことも、夢見てたこともあるんだよ・・・

時間も労力も不平等に奪われて、愚痴一つ言わないっておかしいことなんだよ・・・

この事態を、「夫を支える優しく辛抱強い妻の話」として受け流していいのだろうか・・・。(他人の家の話なので別に受け流していいのですが)

ほとんどの人が、この発言に心が引っ掛からないのは、女が家のことをするのが当然という意識があるからだと思います。

そして、もしこの事態が男女逆転だったら
「夫は無職なの?夫の人生は?」
と世間は好奇の目で注目すると思います。

結婚生活は怒りの宝庫

こんな風に数秘33の私は、この地球の(日本の)の不平等が苦手です。

運命とは本当に皮肉だなと思うのは、こんな私が結婚した相手の実家が、絵に描いたような学歴信者で、かつ男女の役割をきっぱり分ける価値観を持つ義両親であったこと。

これも私の学びなのだと思います。

例えば義両親が「良かれと思って」料理本やレシピを私にくれることが度々ありました。

そのときに密かに感じたのがやっぱり「怒り」でした。

私が女だからって、勝手に料理担当と決め付けないで。

そのレシピや料理の本、夫に「作ってみな」と渡してもよくない?

と。

皮肉れていますね笑

そして義実家に行けば当たり前のようにテレビを見てくつろぐ夫。

それに対して、姑と一緒に料理の支度をする私。

女=料理を作る人 
男=食べる人

という図式を勝手に押し付けられているようで、もやもやとしました。

孫の教育にも熱心で、早期教育をしない私の子育てには随分やきもきしているように見えました。

こんな風にちょくちょく出てくる良妻賢母を嫁に求める考え方に、いちいち反応してしまう私でした。

「朝食、食べなきゃダメよ」というアドバイス

また、自分の健康管理に対して意見をされることも、怒りのポイントになります。

これは完全に私特有の感情だなと思うので、ほとんどの数秘33の方には当てはまらないと思いますが、書いてみます。

私は朝食を食べません。

そもそも朝は食欲がありません。

また、健康オタクの面もあり「朝食は食べないほうが良い」という主張の方の書籍を何冊も読んできた結果、納得してこのスタンスで生きてきました。

そのスタンスを当然のように「朝食は食べなきゃダメよ」とか「脳へのエネルギーがうんぬん」というアドバイスで否定されることに、すごく違和感を覚えます。

食欲は人間の三大欲求と言われます。

例えばもう一つの三大欲求である睡眠欲について、眠くもないのに寝ろと強要することは無理なことだとわかりますよね。

でも、「朝ごはん」に関してはそれを「食べなきゃダメよ」と正論のように「良かれと思って」アドバイスされる方にはとても怒りが沸いてしまいます。

食べたい人が食べればいいし、眠たい人が寝ればいいだけなのに。

怒りを原動力にする数秘33の、のん(能年玲奈)さん

数秘33は一見、小さなことは気にしない楽天家に見えるので、こんな風に怒りを抱えて生きているようには見えません。

しかし、先日こんな記事が目に入りました。

ドラマ『あまちゃん』でおなじみののん(能年玲奈)さんは数秘33

そんなのんさんはインタビューで、新しいことを表現したり挑戦するモチベーションはどこにあるのかと聞かれこう答えています。

原動力は“怒り”「一番お気に入りの感情」だと。

物心ついたときからずっと怒りの感情が強くて、一番お気に入りの感情なんです。喜怒哀楽の中で、泣くことすら良いこととされているのに、怒りだけがネガティブに思われがちで仲間はずれ、みたいなところがあるけれど、でもその怒りがエネルギーの源となって、表現を積み重ねていくというか。特に音楽は、怒りのパワーをストレートにぶつけても生意気にならないものだと思っていて。負の感情として思われている“怒り”をポジティブに昇華して、それがみんなの糧になればいいなと思います。

https://www.oricon.co.jp/special/53739/ ORICON NEWSより

のんさんは、あまちゃんの印象もあってとても柔らかくのんびりとしたイメージですが、意外にも「怒り」の感情が原動力となっていて、しかも「一番お気に入りの感情」だと話しています。

数秘33、もしかして怒りのエネルギー多めなのかなと思いました。

怒りという感情は、どうしてもネガティブな部類に入りますし、隠してしまいがちです。

心理学の世界では、怒りは第二感情であると言われています。

だから、怒りの前には「悲しみ」「不安」「恐れ」など別の感情が隠れています。

私が怒りを常に持っているのは、そういった別の感情を抱えやすいという背景の裏返しなのだと思います。

でも、それは数秘33として生きる上で避けられないことだと思います。

この地球の(日本の?)常識やルールは数秘33にとっては生きにくいことばかりです。

ネガティブな感情にさいなまれるのも無理はありません。

でも、のんさんのように怒りをパワーに変えていく生き方を学んでいきたいと思いました。

まとめ

今回は「心の奥に怒りを持っている数秘33」というテーマで私の中にある怒りについて綴ってみました。

小さなころからなんとなく自分の中には常に怒りの感情があるという認識がありました。

お金のこと、仕事のこと、結婚生活。

生きていくうえで怒りはたくさん潜んでいます。

私の場合は、自分自身がお金のブロックがあることで、お金に関する不平等に対して怒りが多いこと、結婚生活では世間的な男女の役割を押し付けられることに怒りがあることがわかりました。

怒りは第二感情といわれているので、怒りの前にある「悲しみ」「不安」「恐れ」などが普通の人より多いのだと思います。

でも、そんなネガティブな感情が多いのはしょうがないかなという気もします。

だって、この地球のルールや常識に人一倍、数秘33は苦労しがちですから。

同じ数秘33ののんさんのように怒りを原動力に変えていくそんな発想は新鮮でした。

私も自分が抱える怒りを、生きる原動力やパワーに変換していきたいと感じました。

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