こんにちは。
数秘33の笹子です。
テレビを見ても雑誌を読んでも、世界はすごい人で溢れています。
そして思うのです。
なんで自分には何もないんだろう・・・と。
その一方で
自分は何か持っている
という確信もなぜかあるのです。
こんなことを書くとまるで
「まだ、本気出してないだけ」と言ってる痛い奴のようで恥ずかしいのですが。
自分は実は色々持っている・・・という謎の自信があるのです。
今日はそんなことについて綴っていきたいと思います。
自分の強みが伝えられない
例えば就職活動で自分の売りは何なのかを伝えるとしたら、何もないことに絶望します。
わかりやすい資格?
誇れる職務経験?
パソコンのスキルや特殊な技能?
自信をもって「コレができます!任せてください!」
と胸を張って言えるものが私には何もないのです。
・・・いや、多分ちゃんとあるんですよ。
資格やスキルを持っていても「完璧にできないと」とか「人より優れていないと」という気持ちがあり、プロレベルでないアピールする資格がないのでは・・・と考えてしまいます。
周りはみんな優秀に見え、とにかく自分を過小評価してしまうのです。
社会人生活を送る上で必要な勤勉さとか、責任感だとか、真面目さなど形に表せないものは、人よりもしっかり持っている自覚があります。
逆にどうして、こういう部分が適当でも、みんな会社で働けているんだろう・・・。
数秘33のみなさんは、組織に入ってしまえば、わりと重宝がられているのではないでしょうか。
なぜなら数秘33は、自分が役に立っている、社会に貢献できているという感覚が大好きですし、目標を達成する意欲も高いから・・・。
組織内で「居るか、居ないかわからない人」として埋もれてしまうことは稀でしょう。
そんな役に立たない自分なんて、受け入れられないので・・・。
誇れる部分はそういった精神性の部分。
しかし、そういった特徴は組織に入ってから発揮されるので、数秘33の気持ちとしては、最初からアピールできる「自分にはこんな武器があります」と言える、具体的なものが欲しいです。
凄い人の特徴は
メディアを沸かせるすごい人たちは、凡人と何が違うのか考えてみました。
それは結局
自分の好きなことを極め続けることができる人。
これに尽きると思います。
どんな分野であっても、その世界で頂点に立つ人は好きなことに没頭することを最優先にしてきた人なんだろうと思います。
一見辛そうに見えることも、それは「好き」の延長線にある事なので、本人にとっては耐えられない事ではないのです。
そして数秘33にも、絶対その「好きなことを極められる」要素はあるはず・・・。
これだ!と思ったことに出会ってしまったら、「運命」とか「使命」を感じてしまうので。
でも、それに没頭するには、いつも見えないハードルを感じています。
好きなことに没頭できない理由
道半ばの数秘33である私が、好きなものを極めたり没頭して生きる上で、障壁になることが2つあると思っています。
それは・・・
1.変人になりきれない
人の目が気になって、没頭する自分を隠そうとしてしまう。
例えば仕事において没頭していると、どうしようもなく周りから浮いてしまったり「そこまでしなくていいよ笑」と言われてしまったり・・・。
自分の思いより、周りの視線に屈してしまう。
出る杭は打たれると言われますが、ハートが弱いので出ることができない。
出すぎる杭は打たれないともいいますが、出すぎるまでの過程が(人目を気にして)辛すぎて挫折してしまう。
きっと殻を破った数秘33は、このあたりが突き抜けているんだろうと思います。
2.家族や身近な人の存在
自分が何かに没頭することで、家族に負担をかけられないと諦めたり、家族の世話を最優先にしなければという意識が強い。
家族に寂しい思いや、悲しい思いをさせることがどうしてもできない。
家族や身近にいる人を自分一人で抱え込んでしまう。
こんな風に、自分の欲求よりも周りにいる人間の存在を意識し過ぎてしまいます。
そこが自分の好きなことに没頭できない障壁だなと感じています。
そして気づくと、色んな経験だけは増えたけど、何も身に付けていないという状況になりがちです。
身に付けたいのは、先を見据えた計画性!?
数秘33の私はかなり感覚人間。
その時、その時のフィーリングで生きています。
人生に対しても「未来なんてどうなるかわからない」という思いが強いです。
そんな不確実なものに対して、計画を立てる事はとっても無意味に感じてしまいます。
しかしアラフィフの今感じるのは、自分の人生、もう少し段階的な目標を持って生きてくれば良かったかも・・・・という後悔。
○○才までには、こんな生活をする。
それを実現するために、今こんなことをする
というような人生のロードマップ。
今の自分に必要なのは、未来に向けて先を見据えた計画性や進み方の戦略を練って行動することだと思います。
私のような感覚人間の数秘33さんの中には、その時その時の状況に合わせて、ふわふわと漂って生きている方も多いかもしれません。
そこで私が注目したのは伝説の家政婦でおなじみのタサン志麻さんの生き方です。
志麻さんといえば、冷蔵庫にある食材でササっと何品も作ってしまう(しかも短時間で)予約の取れない家政婦として有名です。
今ではテレビで見ない日はありません。
生年月日が正しいものならば、志麻さんは1979年2月16日生まれ。
数秘8のようです。
数秘8は数秘33が苦手とする数秘さんなのですが、だからこそ、自分にない思考の部分を参考にしてみたいと思います。
タサン志麻さん略歴
志麻さんは山口県のご出身で、高校卒業後は調理の専門学校に入学。
その後老舗のフランス料理店やビストロで料理人として15年勤務。
さらにフランス料理を深く学ぶためにフランスに渡ります。
帰国後はレストランのアルバイト先で出会った15歳年下のフランス人男性と2015年に結婚。
その後は、3人の子の育児をしながら料理人としての経験を活かし、家政婦として働きます。
現在は、伝説の家政婦としてメディアや出版の仕事も忙しく、新規の予約はなかなか取れない状況です。
志麻さんは高校卒業以来、とにかくずっと「料理」という道を歩まれています。
私が注目するのは志麻さんの他人の目を気にしない全力投球なところ。
仕事への貪欲さが半端ないのです。
若いころはその仕事への思いが強すぎて、同僚とぶつかることもあったそう。
結婚前にフランス料理人として働いていたころは、休みの日は他店のレストランを回って歩いたり、フランス語の勉強に明け暮れるなど、一日中「フランス料理」の仕事一色の人生だったそうです。
結婚相手がフランス人で15歳も年下であることも、何気にマネはできないところ。
普通はどちらか一方の条件でもひるんでしまうのではないでしょうか。
また、プロの料理人であったキャリアから一転。
たまたまインターネットで見つけた家事代行マッチングサイト「タスカジ」でフリーランスの家政婦として働きだす点もなかなかすごいと思います。
その大きな決断に葛藤がありながらも、「レストランで食べるようなフランス料理ではなく、もっと家庭的なフランス料理を知ってほしい」という熱い情熱で突き進めるメンタルの強さも感服します。
知れば知るほど数秘8らしいバイタリティの人だなと思いました。
そして数秘33の私が苦手な、計画的にガムシャラに進む行動力、夢をかなえるための現実的な道筋を考える思考力が見習うべき点だと感じました。
どうしても、ふわふわスピリチュアルに足をすくわれそうになる私。
この地球で生きていくために一番必要なことは、「行動力」だといわれています。
そのお手本のようなタサン志麻さんなのでした。
数秘33の謎の自信はどこから・・・
志麻さんのような好きな事への貪欲さやスキル、行動力は真似できないという思いの一方で
なぜか根底にある「自分は何か持っている」という思いは何なのだろうか考えてみます。
それは「直観力」と「タイミングばっちりの出来事にいつも助けられる」ということ。
何かに守られているのか、潜在意識からなのか・・・。
その時になると、進むべき道が直感でわかってしまったり、タイミングよく良き事象が起こったり、必要な人物が現れたりして問題が解決するという・・・・。
「いつも最後はなんとかなる」という経験が多いのです。
こんなスピ的な何かを持っている気がします。
また、人と違った思考回路、感じ方を持つ数秘33。
長年苦労したこの特性も「人に埋もれない自分」という根拠のない自信に繋がっている気がします。
ただそれは表現していかなければ、宝の持ち腐れになってしまいますが。
まとめ
今回は「自分は何もない」と「自分は何か持ってる」という思いが交差する数秘33について綴ってみました。
何もないと感じてしまうのは、世界で活躍する人と比べたていたり、自分を過小評価し過ぎてアピールできないからだと思います。
そして活躍している人とは自分の好きなことを極め続けることができる人。
これに尽きます。
しかし、他者の目を気にしすぎたり、身近な家族に迷惑をかけたくないという思いが強すぎて数秘33は没頭したくてもできない、というジレンマを抱えがちではないでしょうか・・・・
伝説の家政婦である数秘8のタサン志麻さんのような、がむしゃらな行動力や人目を気にせず目標のために突き進むバイタリティ、夢のために大胆なキャリア変更をできる点などを参考にしたいと思いました。
数秘33の持つ、スピ的不思議な直観力やタイミング。そして人とは違う思考回路や感じ方。
それを隠すことなく、むしろ武器として表現していけたら、実は薄々気づいている「何か持ってる自分」に本当になれるような気がします。
これ!とは言える武器は無くても、実はたくさん、たくさん「持っている」んですよ。数秘33は!