こんにちは。
数秘33の笹子です。
数秘33は非常に恵まれた金運の持ち主で不思議とお金に困らないらしい・・・。
確かに今まで50年近く生きてきて、お金に困って首が回らなくなるような経験はありません。
・・・しかし、お金への執着はそれなりにがっつりとあります。
外で働いて稼ぐことや時間の拘束に常にしんどさを感じるので、ついついお金についての自己啓発本(スピリチュアル寄り)を読み漁ってしまいます。
今日はそんな中から数冊紹介しようと思います。
なぜかお金を引き寄せる女性 39のルール ワタナベ薫
著者はメンタルコーチであり、同時にカリスマブロガーでもあるワタナベ薫さん。
「美人になる方法」というオフィシャルブログで情報発信されています。
驚異的なのは2006年からとにかく毎日、記事を投稿し続けていること。
パソコンも触れないほどの知識0の極貧主婦からブログをスタートし、今や実業家でもあります。
私がこの本を購入したのは2016年の自分自身が失業していた時期。
どうしてもこういったタイトルに惹かれる時期でした。
今、改めて読んでみると時代を先取りしているなぁと感じます。
初版発行が2014年ですから、発売当時はまだまだ地球的にお金の波動がとても重い頃。
この「風の時代」になって、みんなが普通に受け入れ始めてきているお金への考え方が2014年に書かれています。
「お金は汗水流して苦労して得るもの」という発想から抜け出すためのヒントが書かれていて、新しいお金観が出てきた初期の頃の本です。
例えば、入ってきた時も出ていくときもお金にマイナスの感情を乗せない、などお金のブロックを外すヒントが書かれています。
借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ 小池 浩
著者の小池 浩さんは念願の自分のお店を開業したものの、経営が回らず多額の借金を抱え、借金地獄と化してしまったことから人生に絶望。自殺まで考えていたさなかに不思議なドSの存在と遭遇。その存在に促されるまま行動を続けていき、見事10年で2000万円の借金を返済した実話。
ここで語られるのは、今現在の自分の状況は良いも悪いもすべて自分の願いが叶った状態だということ。
良い思考も悪い思考もすべて宇宙へのオーダーとなってしまう恐ろしさ。
願い事のオーダーは具体的に決め「○○になりますように」ではなく「○○になりました」と過去形ですること。
願いが叶うまでにはタイムラグがあり、それまでに起こるすべての事象はすべて願望成就につながる事象だということがわかりやすく書かれています。
一生お金に困らない生き方 心屋仁之助
著者は一時期、一世を風靡した心理カウンセラーの心屋仁之助さん。
当時、出す本出す本バカ売れし心屋旋風は凄いものでした。
私も類にもれず、たくさん本を読ませてもらいました。
「前者/後者論」では自分は前者に違いないと思いつつ実は後者なのかも・・・と迷っていた日々を思い出します。
この本の肝は
自分が赤ちゃんのように何一つできない状態になったら自分にいくらの価値をつけるか・・・という
存在給という概念。
逆に頑張ってもらえるのが歩合給。
存在給が低い人はどうしても頑張って歩合給で生きていこうとするから苦しくなる。
他にも、現在では主流になっているお金=エネルギーという言葉ですが
2015年初版のこの本では
お金=空気として表現されています。
空気がなくなるから貯めておこうと思わない。お金もそれと同じなんだという考え方です。
寂れた神社の賽銭箱に1万円を入れて、お金がなくても出すという経験をする神社ミッションも印象的でした。
この本は、「お金を得るためにがんばらない」ということがメインテーマです。
「溜め込まない、出さないと入ってこない」など、先に紹介したワタナベ氏と言っている内容は本質的に同じです。
2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン はづき虹映
著者は数秘33を世に広めた「はづき数秘術」のはづき虹映さん。
一気読みするのではなく、ノートを準備して14日かけてじっくりワークに取り組みながらお金のレッスンをする本です。
お金に対する歪んだ考え方を認識したり、お金は「出すのが先、受け取るのは後」ということを理解していきます。
寄付やトイレ掃除の勧めや「なんとなくお金が欲しいなぁ」ではなく明確な目的と金額を設定すること。
そして、ほしいものをオーダーするときは「完了形」や「現在進行形」を使うなど日にちを追ってワークをしながら解説していきます。
この2週間は濃密にお金のことについて考えることになるので、なにか漠然とお金についてモヤモヤとしている方はおすすめです。
お金を引き寄せる体質改善 心屋仁之助
心屋仁之助さんのお金に関する漫画形式の本です。
漫画なので本当にあっという間に読めます。
お金の本ではあるけれど、基本はやはり「頑張らないことの大切さ」。
もし今、自分の収入に満足していないなら胸に手を当てて「自分一人で頑張りすぎていないか」聞くといいと、いうフレーズが印象的です。
心屋さんの本によく出てくる「他力」。
苦手な事、やりたくないことはそれが得意な人にやってもらえばいい。
「他力」は「自力」を上回る、と。
働かなくてもお金を得たいなら、周りから受けるやっかみや嫉妬も引き受ける覚悟はあるか?
なぜなら「お金だけ受け取る」ことはできない。
ほとんどの人は働くことで逃げてしまう、と。
まわりからのめんどくさい感情も受け取ることで、お金も一緒に受け取ることができる。これが世のシステム、と書かれています。
また、節約したりやりたいことを我慢せず、いっそお金のことを考えないほうがお金は入ってくる。
なぜなら、「お金があるから幸せ」なのではなく「幸せだからお金が入ってくる」から・・・・。
心屋さんの本をたくさん読んでいる人はどの本にも共通しているフレーズも多いと思います。
私にとって心屋さんの提言は、ハードルが高くなかなか実践できません。
どうしても「頑張りモード」全開になってしまいます。
お金と豊かさの法則 リズ・ブルボー
これまで挙げた著者はすべて日本人でしたが、今回の著者は、カナダの方。
身体の病気は心が作り出していることを病気別に詳しく書いた「自分を愛して!」で有名なリズ・ブルボーさんです。
「お金」と「こころ」の関係をこの「お金と豊かさの法則」で書いています。
目次がないので、少し読みにくいかもしれません。
お金に関する数々の質問に、著者がこころ(宇宙)の視点で答えていく形式になっています。
お金にはその人の「思い込み」が強く反映して出るので、現状を変えるには少しずつでも行動を変えることの大事さを書かれています。
例えば、ちょっとした日用品であっても、いつもよりほんの少し高いものを買ってみるとか・・・。
宇宙にオーダーしても豊かさが得られないのは、お金の間違った思い込みからくる不安が、豊かさへの望みより大きくなっているのが原因、など私たちが日常で疑問に思う「お金とこころ(宇宙)の仕組み」への質問に一つ一つ丁寧に回答しています。
なぜ私は、お金に執着してるのか考えてみた・・・
今回紹介した本はいずれも2015年前後に出版されたもので、内容にとても共通項が多いと感じます。
日本人は特にお金というものに対してネガティブな感情を乗せてきました。
「お金は苦労しないと手に入らない」
「他人にお金の話をすること自体タブー」
「お金持ちは性格が悪いし、お金儲けはよくない」と・・・。
2015年前後から、そういった考えがだんだん薄くなっていき
「お金はエネルギー」というフレーズが普通に耳に入るようになってきました。
「お金を得るために頑張らない」とか
「自分の思考がお金と密接に関係している」など
こんな発想、私が小さいときにはありえなかったと思います。
汗水流して働くことでしか、お金は得られないという考え方の世界でした。
どの本も読んだ当時は、なかなかすんなりと受け入れることは難しかったです。
本来、数秘33はお金については無頓着でお金のことをまったく気にせず生きていくことが、お金が一番うまく回っていく方法だとはづき虹映さんは言っています。
数秘33の私は、なんでこんなにお金に執着してるのか考えてみました。
その理由はただひとつ
「雇われずに働いて、自分で時間を自由に使える人生を歩むため」。
もう、時間に拘束された働き方から解放され、
好きな時に好きな場所へ行って、会いたい人に会い、好きな事をしたい。
その一心なのです。
まだまだ道半ばですが、これらの本をまた読み直して「お金はエネルギー」ということの意味をもっと腑に落としていこうと思います。