こんにちは。
数秘33の笹子です。
思い込んだらその事について、深く深く考えてしまう数秘33の私。
起こった物事について「なんとかなるさ♪」なんて楽観的に到底考えられません。
何か問題が発生すると、喉元に魚の骨が刺さったように、はたまた胸に鉛の塊があるように
朝から晩までそのことが頭から離れず、ずーっとぐるぐると思いを巡らせてしまいます。
食も細くなり、悩み事があると一気に痩せてしまいます。
この状態がとても嫌だと分かっているので、日常生活ではなるべく問題を起こさないよう、巻き込まれないよう慎重に周りを洞察して生きています。
そんな深悩みする数秘33の私の場合を書いていこうと思います。
悩みたくないので問題回避能力はある
悩む事のしんどさをわかっているため、問題回避能力はあると思います。
アンテナを常に立てています。
簡単に距離を縮めてくる人をかなり警戒しますし
職場で誰かの悪口を聞かされたら、決して便乗せず聞き役に徹します。
子どもの安全には心配性が発動するので夜道は絶対に一人で歩かせませんし、帰りが遅い時は心臓が持ちません。
お金の心配が頭から離れず、気軽にジュースやお菓子が買えません。
こんな風に先回りして問題が発生しないように気を付けて生活しているので、大事件は起こりにくいです。
しかし、人生ですから問題が起きるときは起きてしまします。
問題が起きてしまったら・・・私の忘れられない体験
問題が起きてしまったら・・・そんな時は地の底に落ちていきます。
それを象徴するような私の体験を書いてみようと思います。
あれは20代後半の頃です。
継続する謎の24時間続く歯の痛みを経験。
初めての子育てに奮闘していた頃でした。
思うように歯が磨けないほど慌ただしい子育てで、虫歯が出来てしまいました。
気軽に子供を預ける場所もない時代で、いつのまにか進行していて、やっと歯医者に行った時には、虫歯が進行していて神経を抜く処置をすることに・・・。
これまでの生活のストレスが、歯の痛みに一気に集約されたかのようでした。
神経を抜いたのに歯が痛い
更に
その歯を抜いたのにまだ痛い
という地獄を2年ほど過ごしました。
ワンオペ育児と毎週の歯科通いで疲弊し、2年間歯のことしか考えられない状況に・・・・。
寝ても覚めても歯のことをネットで調べていたので、歯科医並みに知識がついてしまいました。
子育てをしながら、藁にもすがる思いで全国の良い歯科を探し、ドクターショッピングをして裏切られる(治らない)。
ホメオパシーを試したり、東洋医学の門をたたき鍼灸に頼るも解決せず。
(ただ、この経験が東洋医学との出会いになったので、幸いでした。)
最終的にはスピリチュアルセッションに頼ることに・・・。(これはなかなか興味深い体験でしたので別記事にしたいと思います)
歯にかけたお金を思うと、また辛くなる。
子育てに集中していない罪悪感も・・・。
歯の痛みに加え、この心の悪循環です。
こんな迷走を2年間!!
このときは
「絶対に、絶対に歯に原因がある!」
と思っていましたが、最終的に大学病院の精神科の案内状を出されたときは絶望しました。
「身体表現性障害」では?という見立てで、歯科から匙を投げられたのです。
こんな風に思い詰めるとトコトンなのです。
一直線に落ちていきます。
今になって分かることですが、当時はワンオペ育児の生活に心底疲れており、そこに焦点を向けずにちょっとした身体のほころびに意識を集中させてしまい症状が出てしまったのでした。
それを証拠に、子供が幼稚園に入るとつかの間の一人の時間ができ、マイペースに休むことができるようになると、徐々に症状が消えたのでした・・・・。
今では全く痛くありません。
ミステリー作家の夏樹静子さんの腰痛放浪記『椅子が怖い』という本をご存じでしょうか。
まさしく痛む場所は違えど、その痛みの感じ方や回復していく過程が私の経験と酷似していて、心が身体の痛みを作り出すということがあるんだと身をもってわかりました。
夏樹さんも腰痛が発症したときは売れっ子作家で、体は休みを求めているのにそこを無視して仕事に邁進していた・・・。
実は心が痛みを作り出していた…ということを受け入れていく体験記です。
こんな風に思い詰めると心が危険水域に簡単に行ってしまいます。
だから、なにも問題を抱えないように慎重に生きているのです。
悩んで底に落ちて初めて何かを学ぶ
数々の悩んだ経験も、そのほとんどは人生の上で学びになりました。
悩みをいちいち深堀りするのでその都度しんどい思いをしますが、問題と真剣に取っ組み合うので、その分人より学びが多いと思います。
前述したような身体の悩みであれば、まず「心」にその種があるのでは?と考えるようになりました。
そんな時に役に立っている書籍があります。
『自分を愛して! 病気と不調があなたに伝えるからだからのメッセージ』
リズ・ブルボー著
まずはこの本を開きます。
医学事典のように身体の症状が「あいうえお順」に載っていて、その原因となる心の症状が記載されています。
歯の痛みの症例を見てみると・・・
・・・中略・・・
「自分を愛して!」リズ・ブルボー著 より
歯の部分にトラブルがあるということは、その人が、自分の存在に関わる要求を実現していない、ということを意味しているのです。…中略
あの頃は、専業主婦をしていて社会に出ていくタイミングが閉ざされていると感じ、常に焦っていた時期でした。
あの「24時間歯が痛い」という経験からすべての身体の症状は、心の持ち方に問題があると確信しています。
とにかく平穏に暮らしているのが幸せ
こんな風なので、一歩外に出るとアンテナが反応して疲れてしまいます。
だから家で一人でいる時が一番ほっとします。
ひとつひとつ解決していくのも人生ですし、その経験が必ず役に立つのも実感しています。
しかし悩みを抱えるのはあまりにしんどい。
数秘33はやっぱりかなりナイーヴだと思います。
私の知人に「夫が数秘33」の人がいるのですが、その友人が以前こんなことを言っていました。
「だんなが仕事で悩んでいたから、大丈夫だよ~!って励ましたら怒鳴られた」と。
私は旦那さんの気持ちがよくわかります。
数秘33の私はとてもじゃないけど、そんな風に楽観的に悩みを捉えられないのです。
深く深く悩み、解決法を探っているときに「大丈夫だよ~!」はなんの慰めにもならないと。
これだから、まわりは大変だと思います・・・。
まとめ
ひとたび問題が発生すると、脳裏からそのことが離れずズッシリ沈みこんでしまう数秘33。
そのしんどさが嫌なので、日々問題に巻き込まれないようアンテナをたてて生きています。
人生ですから問題は起きるときは起きてしまいます。
そんなときは地の底までいってしまうので、まわりは大変だと思います。
しかし数秘33は最終的にはキチンと解決もできるし、必ずそこで学びを得られ人生をより豊かにしていけます。
でもやっぱり、平穏な人生が一番!
今日も明日も心穏やかに過ごせますように・・・刺激は不要。
と願う数秘33の私です。