こんにちは。
数秘33の笹子です。
私はよく真面目だといわれます。
子供には「お母さんはバカ真面目だ」と言われたこともあります。
この真面目さは会社など組織内では「信頼できる人」として機能するので、良い面もあるのですが自分自身はこの真面目さに苦しむことが多かったように思います。
今回はこの数秘33の真面目さについて綴ってみようと思います。
真面目と言われて傷つく
真面目なのは自分でも承知なのですが、人に言われると何となく嫌な気分になります。
真面目だといわれると
窮屈な人間
融通の利かない人間
面白みのない人間
羽目を外せない人間
と言われているようで落ち込みます。
本人はそんなことないのに・・・と思う反面、他者に見せる顔はしっかり者キャラの自分。
対極にいる「細かいことは気にしない、いつもはしゃいで明るい人間」に対して全く憧れないので、自分で好んで真面目にしている面もあるのだと思います。
他人 家族 仕事 お金それぞれに対する真面目さ
色んなシーンで真面目さが滲み出てしまうのですが、そのパターンを記してみます。
他人に対しての真面目
他人に対しては、かなり気を使います。
身近な人間に対してだけでなく、例えば突然の歯痛になり予約しないで歯医者に駆け込むぐらいなら痛みを我慢しますし、突然必要なものがあっても閉店間近にお店に駆け込むとかも無理。
そこで働いている人に迷惑をかけたくないという気持ちが発動されるからです。
また、人間関係ではよく、人をからかって上手にコミュニケーションする人がいますが、そういうことも全くできません。軽口をたたけないのです。
からかって発した言葉で本当に相手を傷つけてしまったらどうしよう、と思うからです。
常に誠意をもって相手に向き合いたいと思ってしまいます。
学生の頃なんかは、教室でプリントを後ろに回す際は、しっかり体ごと向いて回していました。
手だけで後ろに回してくる人には、密かに傷ついたりしていました。
家族に対してのまじめ
子供から「バカ真面目」と言われたことがある私。
具体的にどんなことでそう言われたのかというと、主に「食に関して」。
ご飯を用意していないとかお総菜を買って出すとか、自分が楽することができません。
食に関して、何か不備が発生することを極度に恐れているという点で「バカ真面目」という言葉が出たようです。
だから、子供が小さい頃は「牛乳の危険性」とか「お菓子でご機嫌を取ることの影響」とか本気で気にしていました。
食に関しては、自分が何かやってあげないと不安に駆られます。
仕事に関して
仕事はお金をいただくものだからこそ、どの分野よりも真面目が発動します。
暇な時間に適当に時間を潰したりする事が、自分には苦痛で仕方がありません。
暇な時間にもお給料が発生していると思うと、サボることができないので必死に何かやることがないか探します。
人の何倍も働いてしまうのも「お給料の分は最低でも奉仕しないと」という真面目さ故です。
だから仕事は正解がある仕事のほうが安心します。真面目さを発揮できるので・・・。
逆にセンスとか感性を求めれれるような正解のない仕事は苦手です。
しかし数秘33の中にはこういった仕事のほうがのびのびと自分を出すことができて向いている人も多いような気がします。
以前、大雪で通勤が困難になった日の出来事。
皆は適当に遅れてきたり欠勤したりだったのですが、私は雪道を長時間歩いて出勤しました。
こんな時は自分でも「何やってんだ私・・・」と思うのですが、「雪だから休みまーす」という選択肢が浮かばないのです。
お金に関して
お金に関してはかなりブロックがあると思います。
まだまだ「お金を稼ぐということは真面目に働くこと」という刷り込みが抜けません。
楽しく働いたって、不労所得でお金を得たっていいのに、お金を得ることに対して勤勉がセットになっているようです。
また、倹約家なので自動販売機でジュースを買うとか、ちょこちょこコンビニでお買い物とかありえません。
人からお金をもらうとか奢ってもらうとかもかなりハードルが高いです。
お金を得るには真面目に働かないといけないという発想から、そろそろ脱却したいです・・・。
数秘4の真面目さとの違い
数秘の中では4の人も真面目だといわれています。
しかし数秘4の真面目さと数秘33の真面目さは全然違うと感じています。
数秘4の真面目さは常識的なことや模範的なことに対する真面目さ。
そして他者にもそれを求めます。
この社会が円滑に機能するようにしっかり地に足つけ、頼れる人という印象です。
一方数秘33の真面目さは、真面目さを人に強要しません。
常に自分が自分に対して、真面目かどうか見ています。
そして同時に自分だけでなく、どこか未知なるものに対しての真面目さも発動している気がします。
何か大きな存在に常に見られているから、それに恥じない生き方をしなければいけない。
・自分は人として間違ってないか
・自分は正しく生きているか
そんな指針が常にあるのです。
お天道様が見てる
小さいころに誰しも言われたことのあるこの言葉。
それを大人になってもずっと心の中に持っているような生き方をしているんです。
だから誰も見てないからいいやというような悪事はできません。(だってお天道様は見てる)
ポイ捨てとか、絶対にできません。
真面目さに疲れたら
こんな風に書いてみて、この生き方はやっぱり疲れますね。
今までも
・真面目な自分が損をする
・人と比べて報われない
・休みたいなぁ…と思ってもそれを自分が許さない
そんなことが多々ありました。
私の場合は真面目さに疲れたら、一人きりになることが一番いいようです。
場所は家でもカフェでもスーパー銭湯でもなんでも良くて、自分が自分だけを大事にする時間を持つことです。
また、自分だけのためにお金を使うことも大事です。
つい、家族の分も買わないと・・・と思ってしまいがちな数秘33。
どうしたって、周りの人を優先してしまい真面目も発動させてしまうのだから一人になることが重要です。
自分の為だけの時間、空間に身を置くことで真面目さから少し離れられます。
一般的にはこれを「自分へのご褒美」というのでしょうが、数秘33はこの行為がとても苦手なような気がします。
お天道様だって、真面目過ぎる私が辛そうならば一人でわがままに時間やお金を使うことを許してくれそうです。
まとめ
今回は数秘33の私の真面目さについて書いてみました。
ただ、この内容にまったく同感できない数秘33さんも沢山いそうな気がします。
なぜなら、以前数秘33の知り合いに「あなたは真面目だよねぇ・・・」と言われたことがあるから。
数秘33から見ても真面目と言われてしまうのだから、一定数の数秘33はもっと気楽に生きているのかもしれません。
今回はあくまで数秘33の中でも「真面目寄り」の数秘33のお話です。
真面目さは大事ですし、私自身も真面目な人が好きです。
それが行き過ぎないように、時々たった一人の時間をもって気持ちを緩めていこうと思います。