こんにちは。
数秘33の笹子です。
社会人生活の中でいつも感じるのは
一人で働きたい
雇われないで働きたい
という願望。
仕事を辞める決断をした今、改めて数秘33の私にとって仕事とは何かを考えてみたいと思います。
自分らしい人生を歩むために退職を選択
この数年
仕事を辞めてもっと自分らしい人生に舵をきりたい
という思いが強くなっていました。
その決断をとうとうしたわけです。
自分の個人サイクルからも、それは必然だったよう。
仕事を辞める=無収入になる
ずっと、この恐怖から動けずにいたのですが、もう動き出してしまった今は恐怖よりも
やっと自分の人生を踏み出せる
という安堵感のほうが大きくなっています。
職場にエネルギーを奪われる感覚
なぜ雇われて働くことがつらいのか?
いままで、正社員、パート、日雇いなどいくつかの仕事を経験してきました。
自覚しているのは
仕事をすること自体は苦痛ではない
ということ。
それに付随する様々なものに疲れ果ててしまい、退職するパターンが多かったと思います。
それは主に以下の2つの要因でした。
仕事以外でも時間的なエネルギーを奪われる
仕事そのもの以外に費やす時間の多さに辟易していました。
例えば・・・
通勤・・・電車通勤、車通勤、自転車通勤すべて経験しましたが、朝の自然の爽やかさなど目に入らず。どんよりとした気分で満員電車、台風でも大雪でも、せっせと会社に向かう時間は苦行。
出勤間際の時間・・・起床と同時に時間に追われる焦りと切迫感。1分も無駄にできない感覚。それがとても辛い。
身支度・化粧・・・服をとっかえひっかえして身支度をしたり、肌の調子に翻弄される化粧の時間も無駄に神経をすり減らす。
拘束時間・・・フルタイムであれば休憩時間を含め9時間の拘束。会社に時間を捧げすぎているという感覚。
休日の設定・・・年間休日○○日とか週休〇日とか休める日数や曜日ががっちりと固定されていることが辛い
こう書いてみると、雇われて生きていくという事は上記のことをすべて受け入れた上で、さらに本来の業務をするということ。
これはしんどい・・・。
この苦行と引き換えに有給や安定した給与、社会的信用を得ているとも言えます。
神経を仕事以外にもすり減らすこと
職場内で発生する雑多なことにもエネルギーを奪われてしまいます。
例えば・・・
人間関係・・・数秘33は一見トラブルも起こさず平和にやっていますが、その陰での気苦労は半端ない!仕事と無関係の雑談タイムや社員同士の噂話などの人間関係がとても煩わしい。
名もなき仕事は自分の担当・・・社内のごみをまとめておいたり、共用部分を整理整頓したりの名もない、担当もない雑用はなぜか自分がやらなくては・・・と感じてしまい落ち着かない。
社会に出ると、エッ!?と思うような理解不能な人や、とんでもなく意地悪な人と出会うことがあります。
そんな人との付き合いも修行ではありますが、これも含めて「仕事」と思わないといけないのでしょうか。
こんな感じで仕事の本質的なことから離れた、その周囲に発生する事象に精神を使い果たし、非常に疲れる仕事人生になりがちです。
雇われて働くのが合っていない数秘33
そもそも数秘33には合っていないのだろうと思います。
雇われて生きるということが・・・。
辞書で調べてみると
会社とは 同じ目的で物事を行う集団。結社。
組織とは一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。
(goo辞書より)
「同じ目的で」とか「集団」とか「共通目標を達成するために」というフレーズに苦手意識が発動してしまいます。
人とは違うたくさんのアイディアや着眼点があるのに、組織に属するとそれをうまく発信できないことが多く
一人きりで仕事ができたら…
自分のやり方で仕事ができたら・・・
と感じる事が多々ありました。
また、自分が組織でうまく立ち回るために職場では数秘6を発動している状態なので、仕事の主軸が
いかに無難に会社という組織に順応するか
という視点に陥ってしまいがちです。
よって、まじめに仕事をしている姿を見せなければいけないという観念にとらわれます。
要は人目を気にしてしまうのです。
だから、私の場合は閑散期などの暇な状態がとにかく苦痛でした。
この時期をラッキーと感じる人がいる一方で、私は真面目さゆえにサボることもできず・・・。
だから仕事が忙しければ忙しいほど、没頭できる時間が多ければ多いほど充実した状態で働くことができました。
プライベートも超大事
ワークライフバランスという言葉がすっかり浸透している現代。
数秘33はワークとライフのバランスは5:5ではなく3:7くらい必要なのではないでしょうか。
以前の職場で、休日も仕事に関連する勉強のためにあちこち出歩いている仕事熱心な同僚がいたのですが、私は仕事とプライベートは脳ミソをキッチリと分けたいと強く思います。
雇われて働く場合、仕事から離れる時間が普通の人よりも必要だと感じます。
素の存在のまま自由でいられる時間がとても大事なのです。
例えば、テレビを見ていてある国にものすごく興味を持ったとします。
これは絶対に行ってみたい!と思っても今の日本の企業では、たとえ1週間であっても、休日を使って外国に旅に出かけることが可能な会社は一握りだと思います。
そうなると「この会社で定年まで働いたら、その間はどこにも行けないんだな・・・」と絶望します。
そして今、ぽっかりと時間ができて何もない時間を体感してみて思います。
こんなにも日中の日常の身近な風景を見過ごして生活していたのか…と。
近所なのに新しい発見がとても多いことに驚かされます。
近所をのんびり歩くということすらできない雇われ社会人生活とは何なのでしょう。
家族をどうしてもほっとけない
また、家族も大事です。
ワーカホリックの夫を見ていて、いつも悲しかったのは家族の優先順位がいつも最下位だったこと。
優先順位第1位、第2位、第3位すべてが会社という考えがあたりまえのようでした。
このことに何の疑問も持たない夫。
雇われるということは、会社に忠誠を誓い家族をないがしろにするということなのでしょうか。
こんな風に会社人間を悲しんでいる自分自身だって、家族のことで仕事を休むことは大変勇気のいることでした。
雇われて生きていくということは、自分自身も自分の一番大事な家族も一番にはできないというジレンマが付きまとう事だと思います。
心>お金
退職することで失う収入。
毎月安定した金額が入らなくなるというのはとてもしんどいことです。
散々悩んだのはやはりここでした。
でも、仕事に行くことが苦でしかなくなった状況に身を置き続けることがどうしてもできませんでした。
仕事自体が嫌いなわけではなく、時間を無駄にしたくない、自分らしく社会に役に立ちたい、自分を活かしたいという思いを大切にしたいのです。
求人情報を眺めて感じる「どこも無理」という感覚
アラフィフの私は仕事を選べる立場ではないのは承知なのですが、求人情報を見ていて感じるのはまた辞めたくなるであろう未来。
また、時間に追われた生活が始まる
また、新しい人間関係に気を遣う
また、家で過ごす時間が奪われる
結局、自分の心を第一に考えるので、雇われて生きていくことの厳しさに打ちひしがれるのでした。
数秘33の提唱者であるはづき虹映さんの著書によると
運命数33の仕事
どんな仕事に就いても、目に見えないスピリチュアルな世界、精神世界とは切っても切れない関係です。自らの才能や運命に気づき、「天職」に出会うことが人生最大のテーマです。
ゼロからマスターする数秘術 はづき虹映著 河出書房新社
やっぱり数秘33は仕事が嫌いなのではなくむしろ、自分を生かせるような仕事への思いが強く、天職ではない環境には長く居られないのだなと感じました。
私は今「天職」に出会うための旅に出たところなのかもしれません。
まとめ
現在の仕事を辞めることを決断した今、改めて数秘33の私にとっての仕事について考えてみました。
雇われて生きるということが、そもそも合っていないという事は薄々気づいていました。
しかし個人事業主になれるようなスキルを持ち合わせていない私。
雇われて生きていくことで、お金と引き換えに多くの時間を失うこと、仕事以外のことに消耗される神経、家族を大切にできなくなる、そんなことにもう耐えられない状況になっていました。
数秘33を押し殺さずに自分らしく生きていけるような働き方を模索しています。
さて、こんな私は「天職」に巡り合えるのでしょうか。
今後はそんなことも記事にしていけたらと思います。